強制不妊訴訟の最高裁大法廷判決への各界見解
2024/07/22
ベーテルブログ:優生保護法―強制不妊
① 河北新報.壁を越えて−強制不妊訴訟・最高裁判決(下):被害救済、政治決断せず.2024年7月6日、1面.
② 全国優生保護法被害弁護団、弁護団(共同代表:新里宏二、西村武彦).最高裁大法廷判決に対する弁護団声明.2024年7月3日.
③ 優生保護法被害全国原告団、優生保護法被害全国弁護団、優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会.最高裁大法廷を受けての優生保護法問題の全面解決要求書(内閣府特命担当大臣加藤鮎子殿、こども家庭庁長官渡辺由美子殿宛).2024年7月(4日).
④ NPO法人日本障害者協議会(JD)代表藤井克徳.優生保護法裁判−最高裁「勝訴」判決にあたって声明.2024年7月3日.
⑤ 日本弁護士連合会会長渕上礼子.急優生保護法国賠訴訟の最高裁大法廷判決を受けて、被害の全面的回復及び一時金支給法の改正を求める会長声明.2024年7月3日.
⑥ 塩田彩、安倍絢美、加藤明子.強制不妊、新法で補償−超党派議連方針、原告以外も対象.2024年7月10日、1面.
当方の優生保護法―強制不妊に関するブログは、前回2回にわたり当院ベーテルのホームページで、いわゆるトップページに投稿させていただいた。
1、7月3日に
「いよいよ、本日7月3日、午後3時、優生保護法裁判、最高裁大法廷で結審」―せめて司法の救いに希望を託す、DPI日本会議、傍聴を呼びかけ. と
2、7月4日に
「優生保護法−強制不妊、最高裁判決;心からおめでとう、原告側の全面勝訴.
として速報させていただいた。
早速に、各界から最高裁大法廷判決への見解が表明されたので、このブログにもこれらを大切な資料として残すことにした。なお、当日は通信社の記者の方が訪れた時刻であったので、報告会の模様を視聴しながらであった。
当方は、特に「せめて司法の救いに希望を託す」という判決直前の率直な杞憂を伝え、原告全面勝の知らせに、日本という国の司法にはまだ当方が捨てずにいてもいいのかなと話しさせていただいた。いずれにせよ、原告団の方々はよくよく耐え忍びました。心からおめでとうの一言のみ充分です。原告団の方々には、これからは後進の方々へのご指導をお願いします。
余分な一言を付け加えれば、①資料の河北が喝破したように、国は政治としての決断を行うことなく、非作為に留まり、半ば放置した。河北は私が知りたかった事態の一つに答えを教えてくれた。徳田靖之氏は指摘する。「・・・・・除斥期間の解釈に法務省が執着した。官僚の抵抗を押し切るだけの指導力が政権にはなかった」と。さりながら、内閣が動こうとしなかったのではないか。法務省の官僚とは何者たちのことを指すのであろうか。
救済一時金支給法を議員立法とした超党派議連の立ち上げは立派であったが、その後の奮闘や貢献を知らない当方からは、今度こそ最高裁大法廷レヴェルにふさわしい本物の立法化に尽力していただかなければならない。別けても、自治体は己が保有する推定被害者への個別の確認調査を実施できるように、国会レヴェルで保証することを忘れてはならない。 (Drソガ)
① 河北新報.壁を越えて−強制不妊訴訟・最高裁判決(下):被害救済、政治決断せず.2024年7月6日、1面.
② 全国優生保護法被害弁護団、弁護団(共同代表:新里宏二、西村武彦).最高裁大法廷判決に対する弁護団声明.2024年7月3日.
③ 優生保護法被害全国原告団、優生保護法被害全国弁護団、優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会.最高裁大法廷を受けての優生保護法問題の全面解決要求書(内閣府特命担当大臣加藤鮎子殿、こども家庭庁長官渡辺由美子殿宛).2024年7月(4日).
④ NPO法人日本障害者協議会(JD)代表藤井克徳.優生保護法裁判−最高裁「勝訴」判決にあたって声明.2024年7月3日.
⑤ 日本弁護士連合会会長渕上礼子.急優生保護法国賠訴訟の最高裁大法廷判決を受けて、被害の全面的回復及び一時金支給法の改正を求める会長声明.2024年7月3日.
⑥ 塩田彩、安倍絢美、加藤明子.強制不妊、新法で補償−超党派議連方針、原告以外も対象.2024年7月10日、1面.